白米千枚田について

世界農業遺産・白米千枚田 白米千枚田愛耕会 代表
堂前 助之新

土地の声、生産者の声を届けたい

いろいろなところで、白米千枚田の情報が発信されるようになってきました。 地元では当たり前のことなので少々不思議ですが、でもなんだかうれしいですね。 棚田を訪れるお客様の半分ぐらいが県外の方。県内でも金沢の方が多いので、そういうお客様が知りたいのは、きっとこの土地に生きる私ども生産者の声や生産地の情報なのかと……。
申し遅れましたが、私は白米千枚田愛耕会の堂前助之新と申します。

棚田の風景と並んで世界に誇りたい、能登のお米

既にいろいろなサイトやブログでもご紹介されておりますように、白米千枚田は300年以上前の大きな地すべりの後、(地すべりで流されないように)あまり土手を高くせず低い土手にして、小さな棚田を沢山作るという土地の先人の知恵から生まれました。往時はおよそ8千枚の棚田が広がり、多くの人たちが一斉に田植えや稲刈りをする様は、昔から奥能登のちょっとした名物にもなっていました。 また、白米千枚田をはじめとするこの地区一帯でできる米は、能登半島最高峰である鴻洲山(こうしゅうざん)の天水(てんすい)、ミネラルを多く含む能登半島の風、適度の寒暖差、そして、地元の人々の丹念な手作業が結集して作られるものであり、棚田の風景と並んで世界に誇りたい産品です。

過疎化が進み、棚田は今ではおよそ千枚にまで減ってしまいましたが、棚田同様、地域一帯が生み出す産品やこの土地に関心をお持ちいただき、是非ともこの土地を訪れていただければと思います。

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